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プレートの改造。

  • 2020/01/18(土) 02:29:36

先日の記事からのち、3日間、ずっと分解したハーモニカと戯れていましたf(^^;

まず、手始めにやったことはスライドの端っこを切る作業だったのですが、これについてはまた後日。

今回、一番大メインだったのはハードボッパーのプレートの穴あけでした。
一気に2セット作業したのでコツは掴みました。
まずは自分の手持ちの不要の部品取りプレートで穴あけの練習をして、それから自分のハードボッパーに着手、慣れたところで友人のものを。いつかはやりたい、と思っていたので良い機会でした。

IMG_5768.jpg
↑穴あけ完了の図。木の台は調律用の台です。下側のリードが机に当たらないように浮かせています。
詳細はこちら『リード抜き台』


ただ単にプレートのネジ穴位置に直径2.2ミリの穴を開けるだけ、と侮ることなかれ!
これがかなり精度を要する慎重な作業の連続でした。
まず、数が多い。
あけた穴の数、1セットにつき25個。2セット分なので50個です・・・
カバープレートの穴が2つに、マウントピンの穴が2個、あとはプレートを留めるネジ穴が19個。
2ミリのネジを通す穴を開けるわけですから、遊びが0.2ミリしかないわけです。それ以上ずれたらネジ閉まらへんし。
ネジ頭は3.5ミリほどあるのでネジ頭が抜けなければ良いのですが、穴は小さければ小さい方がプレート装着時の誤差や、息漏れ等のリスクは減るわけで、なるべく精密に穴あけしたいところです。

京都教室のメンテナンスの匠Kさんからとても有効な手順のアドバイスを丁寧に教えていただきました。
レクチャーがなければ絶対失敗していたと思います。
本当にざっくりですが、記しておきますと、
1.まず、マウントピンの穴を上方向に広げてボディに密着できるようにする。
2.片面のプレートをボディに固定して(仮止め用のピンチなどを使う)カバーネジ穴の位置をマークする。
 
マークの仕方がポイント。1.2ミリのピンバイスにティッシュを細く裂いて、ピンバイスに巻きつける。
 巻きつけたバイスをプレートの反対側のボディの穴から通し、プレートに傷をつけマーク。
 ティッシュを巻くのがポイントです!2.2ミリの穴に1.2ミリのピンバイスを入れると直径が違うのでセンターが取れません。センターで1ミリの誤差が出たら当然穴の位置も1ミリずれる。すなわちネジが通らないので、それを防ぐために
ティッシュで空間を埋めるわけです。ピンバイスの歯からネジ穴の側面を保護する意味もあると思います。素晴らしい!

3.マークしたポイントに1.2ミリのバイスで下穴をあけた後、2.2ミリのドリルで穴を開ける。
4.開けたカバーネジ穴を使ってプレートをネジ留め。通し穴のところはカバーネジ穴と同様の開け方で穴を開ける。
5.通し穴になっていないところはボディから型紙をとって位置を写し取り穴あけ。

書ききれませんが、もっと細かく「どの穴から開けたら良いか」など貴重な情報も丁寧に教えていただきました。本当にありがとうございました。

さて、私の穴あけ精度ですが、片面12個のうち、ヤスリの補正なしで半分は一発で通りました♪
集中力がきれてくると片面12個のうち、一発で決まったのは4個だけ、と精度が顕著に落ちてきたので休憩をして時間を置いて作業を進め、めでたく、2組とも成功しました♪

それから掃除と調律が大変だったけど。
金属の粉だらけになったので、超音波洗浄機で洗いました。
お友達のプレート、ずいぶん長く使っていなかったらしく30セント以上狂っているところもちらほら。私のプレートはhぼ新品でしたが、長年使っていなかったので洗浄でバルブがずいぶん剥がれ、取り替えました。

しかしながら達成感です!
実は、もう一仕事しようかと思ったのですが、今回はやめました。
もう一仕事・・・それはダルマ型に穴を開けて、ネジを緩めるだけでプレートを外せるように加工する作業です。
調律や洗浄のたびに23個ネジを付け外しするのは大変・・・緩めるだけで取り外しできたらどれだけ楽か!
穴あけのコツはわかったし、もうネジ穴は空いているのですから今度はネジ頭が通る穴を結構ラフに開けても大丈夫なのですが、見た目がちょっと美しくないのですよね。。。まあカバーを付けちゃうので見えないし、絶対メンテナンスが楽になるのはわかっているのですが。3組もあるんだし、1組くらいやってみようと思っていたのですが、せっかく綺麗に穴あけできたので、しばらくこのまま使うことにします。もう、穴あけは怖くない、いつでも開けられるさ!
IMG_5766.jpg
上がシルバーコンチェルトの純正プレート、下がハードボッパーのものです。無事に装着できましたよ。

調律も上げ身の調整もバッチリできたので、リードが直接触れないようなケースを作って、そこに収納することにしました。
3年前の5月に木で作ったものがとても使いやすくコンパクトで良いのですが、一から作るのは大変なので、今回はプラスチックのケースを利用しました。
以前の記事はこちら↓
『リードプレートのケース』

IMG_5772.jpg
こんな感じの木の枠を作りました。

IMG_5773.jpg
プラケースに入れたところ

IMG_5776.jpg
プラケース側にも木で枕を付けます。

IMG_5775.jpg
上下からピタッと挟み込まれるのでリードはどこにも触れません。バッチリ!

さてメンテナンス話、もうしばらく続きます。
つづく。

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