調律用の道具を作りました♪

  • 2015/03/13(金) 23:48:05

今日もまた自作工具(道具?)のご紹介です。

先日Aさんからリベットを抜く道具を教えていただき、作ってみた記事をUPしておりました。
同じときに「kiss to read」について、ひとさまの楽器を鳴らすのは預けた方も預かった方も衛生面からお互いに若干抵抗があるのでは、というお話になり、またとても良い道具を教えていただきました。
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教えて頂いたものにほんの少しアレンジを加えて作った試作品です。
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こんな風にリードに穴の部分を当てて息を吹き込み音を鳴らします。
この方法だと直接リードに触れないし、吹く一方で全ての音が鳴らせるので良いのです(^^)


作り方をご紹介♪
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メインの材料はドレッシングなどのボトル容器のキャップです。中心に3ミリ×25ミリの穴をあけるので、4センチ前後のものがよいと思います。

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キャップの上面がカーブしているものが多いのと、ネジの部分が邪魔なので切り取ります。カッターで切り取ることができますが、固いものもあるので怪我にご注意!

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紙ヤスリなどで切り口を磨いて真っすぐにします。

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プラスティックの板をキャップの直径に切り、真ん中に3ミリ×25ミリの穴を開けます。穴の大きさはちょうど1番の穴のリードも収まる大きさです。


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クリアファイルの切れはしの上にキャップをセロハンテープで留めて、その中に先ほど穴を開けたプラスティックの板を入れ、UVレジンを流します。

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紫外線ライト照射。
なんでこんなものがあるのかというと、女性が爪に施すマニキュアの一種のジェルネイルの機械なのです。UVレジンは近頃一般的な手芸として流行っていて、100均などでも手に入ります。安モノは硬化しにくいのですけれどね。あ、UVなので、紫外線ライトがなくても太陽の光でも固まります。これからの季節なら30分くらいで固まるのではないかと。

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こんな感じで固まりました。磨かないと透明なのですが、面を平らにするためにサンドペーパーをかけると半透明になってしまいます。

このレジンの工程は絶対に必要なものではなく、厚紙で塞いで息が漏れないようにちゃんと接着すれば用は遂げます。
私は透明にして隣のリードやバルブの状況が見えれば安心して使えるなあ、と思い、レジンで試してみました。

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透明プラスティック板に開けた穴をレジンで塞いでしまったので、初めに開けた穴をガイドにして同じ大きさに穴を開けます。
この時は金ヤスリなどで削って開けた方がレジンを壊さないでできると思います。

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最後にリードプレートとの接触部分の加工をします。
リードプレートもレジンの面も固いもの同士で接触面の隙間から息漏れしてしまうので、間に柔らかな息漏れを防ぐものを貼る必要があります。私は薄い豚革を貼りました。
10ミリ×30ミリのサイズに豚革を裁断し、中心に3ミリ×25ミリの穴を開けます。10ミリという幅は隣のリードに当たらない幅です。
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さらに隣のリードに干渉しないように、豚革の厚さを調整します。1ミリあれば大丈夫です。私の場合は革がかなり薄かったので、厚紙の上に革を貼り厚みを増しました。
革が無い場合はフェルトなども使えます。
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できあがり~

・・・実は形が出来上がってからもう一仕事しました。
それはレジンを分厚く流しすぎてしまったらしく、低音の1番2番穴のリードが鳴らなくなってしまったのです。
穴の面の厚みが薄い時はちゃんと鳴っていたのに。
つまり、穴が深すぎたので、リードの真横からだけしか息が流れなくなり、吹きづまり状態になっていたのでした。
改善しようと色々試してみたところ、穴の裏側を塞いだら音が鳴ったり、できるだけ斜めからリードに息を当てたら急に鳴ったり、ハーモニカのリードというのは本当に繊細なものだと、改めて知りました。
最終の解決策としては、キャップの内側から彫刻刀で穴の周りの厚みを半分くらいに削ったところ、低音部もちゃんと鳴るようになりました。
穴を開ける面は(5ミリ以下)薄く、横方向からもリードに息が当たるような状態で吹き込めるのがベストだと思います。
またドレッシングが空になったらもう一つ作ってみようと思います。
まあ、筒状のプラスティック素材であればなんでも良いのですが、あのキャップが口に当たる部分などが滑らかでちょうど良いのと、、廃品で作っていることが勝ったような気持ちになるので良いです(笑)

以前、似たようなものをペットボトルの蓋で作ったのですが、その時は息漏れを防ぐ手立てをしなかったために音が鳴りにくく、直径が小さすぎて低音部のリードを網羅できず使えませんでした。今回作ったものはボディに付けているときと同じか、むしろそれ以上に本来のリードの音を鳴らすことができるものができました。調律で、最終はボディに取り付け、カバーも付けてチェックするものの、大いに役立ちます。

リード抜きの工具のときに続き、Aさんからフェルトや革などのクッション材をつかうことや、真ん中に開けた穴の大きさなどのアドバイスを頂き、ちゃんとしたものを作ることができました。
ありがとうございました!


追記:
良い大きさのキャップを見つけました!
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これ、ブル○リア飲むヨーグルトのキャップです。
ドレッシングのキャップもいいのですが、なんせ早く作りたくてもそんなに頻繁に減るもんじゃないので、これなら2、3日で消費可能です(笑)
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そして、深さが無いのも良いです♪リードに近いところから息を送ることができます。
さらに!
このキャップ、平面の丸い部分が平らなので削らなくても良い!
私は透明にしたかったのでまた切り取りましたが、キャップに直接4ミリ×25ミリの穴を開けても十分使えるものが作れます♪
お試しあれ~(^^)/

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この記事に対するコメント

拍手コメ、ありがとうございました!

この笛(?)なかなか使えます。材料費もほぼ0なのでお試しください♪

  • 投稿者: のん.
  • 2015/03/18(水) 23:55:18
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