たまには楽器を変えてみる&スライド調整奮闘記。

  • 2015/05/15(金) 18:23:47

少し前の記事でうっかりスライドのボタンを曲げてしまったことを書いていたのですが、原因はスライドのバネの強さを測りで測っていて縦にしていたら手が滑って横に倒れたのでした。で、ほとんど見た目は変わらないのに持った角度が違うちょっと嫌な感じになったのでスライド交換をしたのでした。

なぜ今さらスライドのバネの強さを測っていたかというと、私の持っているSUZUKIのG-48のスライドがとても軽くて滑らかなので一体シルバーコンチェルトとどれくらい違うのか、と思ったからです。
今、取り組んでいる曲でなかなかクリアできない箇所があったのですが、「こんな時は気分を変えて見よっと」とG-48で吹いてみることにしました。行き詰った時に違う楽器で吹くことは結構あります。G-48はクロス配列なので、早いフレーズは立ちあがりがシャープにパキっと鳴ってくれるので一瞬上手になったような気分になります。もう一回シルバーのストレート配列で吹くとその違いを自覚することができて、問題解決の手がかりになったりするのです。

で、この時もG-48で問題の個所を吹いたのですが、あっさりクリアできるんですね~!
早吹きというか、スライドの押し戻しを均等に素早く操作する必要のあるフレーズだったのですが、シルバーコンチェルトだと凸凹する音の並びがG-48だと滑らかに演奏できるのです。色々な方法を試みてずいぶん改善されてきてはいたのですが、最後のあとちょっとが何回やってもできなかったのに。・・・何回もやったからちょうど熟練度があがってできるようになったのか?!
いえいえ、どうも考えるに、スライドの重さに原因があったようでした。私は割と力の強い方なのでスライドも重い方が好みだったのですが、今回の問題はその重さが悪影響を与えていたようです。
それでG-48と同じくらいのバネの強さにしたくて2機種のバネを測り比べていたのでした。
IMG_1341.jpg
シルバーコンチェルトのバネを久しぶりに調整しました。
そして問題のフレーズに挑戦したところ、ちゃんと吹けるようになっていました!これは嬉しい!
まだG-48ほど軽くないのでもうちょっと軽くしたいところですが、少し様子をみるとします。
前から書いてるけど、それにしてもSUZUKIのスライドの軽さと滑らかさは良いなあ。

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↑と、いう文章を2カ月くらい前に書いて下書き保存したまま忘れて放置していました。
今日はその続きを・・・

スライドをデフォルトのものに交換してから3カ月近くたちますが、良いこと、悪いこととありました。
スライドを交換したくだりはこのコチラ→『Silver conccertoのスライドボタンを削る。』
この記事の最後の方にも書いていますが、まず良いこと。
スライドの厚みが微妙に厚いせいか、どうも音が少し大きくなったような気がします。気密性が上がったのでしょうか?気のせい???
それに以前、270DXのスライドを使っていた時はマウスピースを留めているネジがすぐに浮いてきてしまい、ネジを長いものに交換しても、ネジに接着剤を付けて径を太らせてもダメだったのが、まったく無くなりました。激しい曲を練習したら絶対ネジが緩んでしまい、練習中も時々増し締めしてやらなければなかなかったのですが・・・「初期不良?」と勝手に思っていたのですがとんだ濡れ衣だったようです。純正品だったら大丈夫なんだもの・・・m(__)mメーカーサン、ゴメンナサイ

その一方でイマイチなこと。
スライドがガチガチにくっつきまくる!
練習の途中でも動きが悪くなって、今度は逆にネジを緩めて調整しないとワンレッスンの間、持たないくらい・・・。
急に私の唾液が粘度を増したのか?!・・・おそらくスライドの微妙な厚みが増したことによってスライドの動く空間が狭くなったのでしょうね。それからスライドの材質の違い?
あまりにもくっつくので思わず元の270DXのスライドに戻してみたくらいです。でも、もうすでに純正スライドのボタンの凹みは妙にフィットしてしまい、出っ張ってる270のスライドには違和感が。。。それにせっかく自分で手を入れたので愛着もあり。なんとか改善しようとこの2カ月微調整を続けておりました。

以下は私が勝手に自己流で調整したことを記しております。
もし、楽器に似たような症状がある方や、何か他のトラブルの参考になれば、と記しておりますが、まねっこしてやってみて万が一、壊れてもワタクシ責任を持てません!その点、悪しからずご了承くださいね。
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270の時はスライドのくっつきはあったものの、そんなにひどくは無く、毎日頻繁に洗わなくてもなんとかなっていました。
→でも、シルバーコンチェルトのデフォルトのスライドはくっつく。それもかなりしっかりくっついて押し込んでも入らないくらいガッチリと。
2つの違いはなんだ?!
・・・ということで観察しました。

まずは当初から気付いていた厚み。見た目ではほとんどわかりませんが、本当に微妙に厚いようです。
それから材質の違い。シルバーコンチェルトのスライドは270に比べて柔らかい素材のようです。
そして表面をよーく観察するとメッキのかかり方というか、表面の滑らかさと言うか、つるつる感が違います。
270のはもともとはざらついていましたが、少しバリを取って手を加えたり、また少々使い込んでいたこともあり表面が滑らかになっていました。あと、よく減っている部分とそうでない部分、スライドが動いた痕跡が筋状に残っていたり、で可動の形跡がよくわかりました。
シルバーの方も見て見ると、ボタンの近辺に強く線が付いている。。。ん?これはちょっと不自然だな、と思ってよくよく見ると目で見てわからないくらい、ほんの少しですが、下に曲がっておりました。
う~ん、厚みとか素材以前の問題だな、とまずこれを補正。数日使ったところ、直す前に比べて格段にくっつき加減はマシになりました。
でも、まだ270よりもくっつきます。
そこでまた私は考えました。

270のスライドに近づけるように削ってみたらどうだろう削り過ぎたらせっかくの改良点までなくなってしまうのでこれはある意味賭けでしたが、「リードプレートを育てるのは大変だけど、スライド一式はいざとなったら交換できるさ。」と思いチャレンジすることに。
スライド部分は底板、スライド、ガイド板、マウスピースの4つのパーツからなっています。マウスピースは可動部には関係ないので底板、スライド、ガイド板を調整することにしました。
一度にたくさん削ると後戻りできませんから本当にわずかづつ削ることにしました。削るというより、磨く、と言った方が的確かもしれません。
シルバーのスライドはやはり作りが丁寧なので、270のようにバリ取りは必要ありませんが、表面を滑らかにするという意味で両面を磨きました。紙ヤスリ(模型用)の1500番と2000番、そしてチューブに入っている練り状のコンパウンド仕上げ用細目(これも模型用)を使いました。
底板もスライド側のみ研磨。ガイド板も内側のスライド側のみ研磨。
手触りが初めよりずいぶんツルツルになりました。
「これは♪」と効果を期待したものの、思っていたほどの効果はなく、「悪くはなってないな。」という程度。
数日おきに何回か、磨きました。・・・だんだん良くなってる、かな?

それから、ネジ穴の周りのガイド板と底板を削ると良いという話を聞き、それも試しました。
うん、これはかなり効果があった模様です。でもまだ毎回練習初めに洗う必要があるくらいくっついていました。
また、270のスライドパーツ一式をもう一度観察して、よく減っているところを重点に削ってみました。面だけでなく、エッジが摩耗して落ちている部分も再現。これは劣化を意図的に再現しているので、その分スライドの寿命(寿命があるとすれば、ですが)が短くなるとは思います。
ですが♪調子のいい時はくっつきが無くなるようになりました。
そこで今度は逆にくっついている時にくっついたそのまま、マウスピースを外して観察してみることにしました。そうすればどこに原因があるかわかるはず。
外してみると、低音側の穴の周りで、底板側のくっつきがひどく、ほかのところはそれほどでもありませんでした。
IMG_2496.jpg
なるほど、ここに唾液が溜まりやすくなっていたのですね。そのころ、スライドにはあまり手を加えない方がいいというアドバイスも頂いたので底板側を重点に削りました。
そして、私はマウスピースの洗浄後にオイルを極めて薄く塗っているのですが、特に低音側のネジ穴付近だけ、少し塗布の量を増やす用にしました。
かれこれ、1週間。練習のたびにガッチリ固まっていた症状は改善されました♪練習の途中、休憩をしても大丈夫です♪
ヽ(^。^)ノ

念のために書いておきますが、「削る」という表現で記載していますが、あくまでガリガリと破片や粉が出るような削り方ではなくて、布で磨くような本当に微々たる加工です。もし楽器をご自分で調整する必要に迫られた際は大胆にやらずに様子をみながら少しづつ進めてくださいね。経験者の方が近くにおられればアドバイスを求めるのも良いと思います。

そして最後に。
練習の頻度・程度によっては毎回の洗浄を習慣にされている方ももちろんおられます。
私は洗うのが面倒というわけではなくて、頻繁に開け閉めすることによってネジ穴が痛んでしまうことを心配していたのですが、いざとなったらドイツに送ってネジ穴部分の部品の交換もできるそうです。よかった、安心した(^^)=3ホッ

調子がよくなった私の大事な楽器ですが、これからも様子を見つつ、長く付き合っていきたいです(^^)

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